Friday, October 28, 2011

Place des Vosges

こんにちは、フランス服サイズはでかすぎて合わない、Palaです。

今回は、前々回の広場特集の続き。マレ地区にあるPlace des Vosgesです。
歴史的なこの広場は地域の人にも大人気。お昼にもなれば人々がピクニックに出てきて賑わう華やかな広場です。


それでは、「Parisienne de Aujourd'hui」のコーナー
みなさんお気づきでしょうか!実は今までのこのコーナーの名前は間違っているという指摘を受けまして変更ですw!今までごめんなさい!!


やっぱりこのパンツ!!ってことで載せてみました。一度はいてみたい!!どこで売ってるのかしらないけど。このタンクトップの裾の斜め具合もおもしろいです!!




「Place des Vosges」


ヴォージュ広場はマレ地区でも東のほう、Bastille駅のすぐ近くにあります。一番置くに見えるレンガの建物がヴォージュ広場の正面入り口的なところになってます。




実はここヴォージュヒ広場の6番地には、かつてヴィクトル・ユゴーが住んでいました。今では記念館として当時のアパルトマンが解放されています。


広場はこんな感じ。この日はまだ時間帯が少し早かったので人が少ないですが、お昼になると、みんなこの公園にパンやチーズをもって現れます。
もう最近はちょっと寒いんで外では食事しないかもしれないけどw


広場の真ん中にはルイ13世の騎馬像が!


このヴォージュ広場はこのように、レンガ色のアパルトマンに囲まれています。
基壇と主階、そしてコーニスで屋階の3段構成にわけられた、典型的なアパルトマンのイメージですね。


この地上階部分はパレ・ロワイヤルの中庭と同様このように回廊がグルッと一周しています。パレロワイヤルと比べるとだいぶ天井が低い造りになってます。
その分壮大感はなくなりますが、なんか庶民的で親しみやすいと思いませんか?
より隠れ家的な雰囲気がしますよね。こちらも、回廊沿いにカフェや、ショップ、ギャラリーなどが店を構えており、美しい回廊です。


この回廊の一角にはSalon de Thé 「CARETTE」があります。
普通のお店とちがってなんと最初に頼む飲み物もお茶!
余談ですけど、フランスでもThé Japonais ってことで緑茶があります。けどなんと砂糖をいれて飲むみたいですww。
僕たちからしたら考えられないことですけど、よく考えたら紅茶に砂糖いれるんだから、こっちの文化として当然のことなんだろうと納得しましたw
一度ためしてみるか...


Salon de théの特徴はどのお店もこんな感じで華やかでカワイイ内装になっています。
この鏡のせいで、外側に向いているお客さんとも顔が向かい合っちゃうんでちょっと恥ずかしかったですけどw


Salon de théはお茶とお菓子のお店ですが、料理もおいしいところがほとんどです。
こちらは七面鳥のソテー!!うまし!!


これはマカロンみたいな物で木いちごとピスタチオクリームを挟んであったお菓子です。
これは僕のおすすめです。もしヴォージュ広場にきたら是非食べてみて下さい!


こちらは定番ガトーショコラ。ビターなのに甘い。こっちも激ウマです。おくに見えるのはモンブラン。日本みたいにうねうねないですね。ちなみにこの3つのなかで一番甘いのはモンブランでした!かなり濃厚なので、疲れたときに食べにくるのもいいかもしれませんね!!


こちらはヴォージュ広場に隣接している広場。調べていかなかったので、名前がわかりませんでした!!すいません。ただこの壁面緑化はすごい綺麗で、ほんとに素敵な空間でした。


学校が近いみたいで、多くの学生がここでランチをとるようです。


そしてなんといってもヴォージュ広場の周りにはおしゃれなお店がいっぱい!!Saint-Honoré通りのようにハイブランドもいいけど、このあたりは老舗的なところやフランスにしかないブランドのお店がいっぱい。今回はブレスレットを購入!!


古き良きPlace des Vosgesはいかがでしたか??
パリには素敵で楽しい広場がいっぱいあるので、これからもいろんな所にいってみたいと思います!!

Wednesday, October 19, 2011

ZAHA EXPOSITION

こんにちは、インスタントトムヤンクンがやめられない、Palaです。

今回は特別号ということで、前回紹介するといっていたPlace des Vosgesをスキップして現在パリで行われている、建築家ZAHAの特別展のを紹介します。

実はこの展覧会日本でも4年くらい前に行われていたそうなので見た人も多いかと。
もちろんそのときまだ建築学科ではない僕は当然ザハなんてしりませんでしたw


この日は同じAUSMIPのブリュッセル組がパリに到着、一緒に見に行きました。
最近のパリの天気では考えられないくらい暖かい日!天気は最高でした。
セーヌ側をわたって行くとアラブ世界研究所が見えてきて興奮しちゃいましたねー。


このファサードをみたら一目瞭然wめっちゃかっこいー!!


こっちの形に違和感のある物体...
そうです、こちらも一目瞭然wザハの移動式展示会場です。
ザハとジャン・ヌーベルを一緒に見られるなんて...素敵すぎる!!


まずは記念撮影!ザハの展示会場に写る僕たちのバックにはもちろんアラブ世界研究所!
このショットはもう2度と撮れない大切な思い出に!!



それではザハの展示会場のほうから紹介したいと思います。


会場に入るとポータブルの音声説明を貸してくれます


内部はこんな感じ。


ザハの作品が展示されています。こんな模型学生では...


内部の間仕切りのような布にはこのようにCGなどで作品の動画が映し出されています。
音声説明に合わせてこれをみながら会場をまわると行った感じです。


複雑に入り組んだ曲線で空間が構成されています。
移動式展示場という事で、重厚感は全くなく、おもちゃのような素材でしたが、それでも映画のセットみたいでおもしろいですよね!


こんな幹事のパネルも!この色は何を表現しているのだろうか...
けど白と黒の会場にぱっとこれがあるとすごい綺麗です!!


そしてこれは壁面。ちょっと分かりづらいですが、なんと壁は柔らかいんです。
仮設の展示会場ということで、現代のサーカステントというところでしょうか


これはいったい...ぬらりひょん??まぁかっこいいからオッケー


ここに到達するまでにいったいどれだけの収集用人数に変化があったのでしょうかw
どのようにスタディーをしているのか聞いてみたい!この初期の段階ですら模型でのスタディはかなりの技術がいりそうだし、モデリングだってそうかんたんではなさそう。


これは出口付近の空間。むこうから歩いてくるのがストームクルーパーでもおかしくない気がするのは僕だけでしょうかw??
以上ザハの展覧会特集でした
こんなところでパーティーしたらおもしろそうじゃないですか?



次は、ジャン・ヌーベルのアラブ世界研究所です。
設計系の先生だけでなく設備環境の先生をもうならせるそのファサードは予想以上に美しく、感動しました。


まずは敷地エントランス付近にあるオブジェ。
ルパン....!?


建物中央にあるエレベターコアと階段室、それに囲まれた吹き抜け空間です。
この圧倒的な吹き抜けはほんとにカッコイイです。


展望台のトイレ。こんなおしゃれなトイレは滅多にみれませんw
そしてなんといってもこの天井高の低さ!!全ての階がファサードの模様に統一されているので、このような高さになっています。しかし中からの眺めが非常に美しく、しかも光は天井と床に反射しやすいので、万華鏡のような反射がとてもきれです。


展望台からのながめ。じつはこの場所とてもいいロケーションで、セーヌ川とパリのノートルダム、そしてパリの町並みを一望できます。また、屋上にはカフェも併設されておりだれでも利用できるんです。この日は天気がよかったので、カフェには人がたくさん居ました。


これはファサードの詳細な写真。油圧を用いいて制御する仕組みになっており、温度の高い日にはこの四角い模様の窓を絞ることで光量を調節する優れものです!といいたいのですが、早々にトラブルが合ったらしく、動かないらしいです。


もちろん陰はファサードの模様のままに落ち、美しい柄を建物全体に映し出します。


しかも、ガラスでできた内装はこの模様をどこまでも反射し続け、無限に広がる万華鏡の中に居るような空間を作り出します。この空間は写真では全く表現できないので、是非一度訪れてみて下さい。

どうでしたか?ザハの展示会と、ジャンヌーベルのアラブ世界研究所。
世界に名を轟かすスターアーキテクチャーたちの作品を一度に見られるチャンスです。ザハの展示会は10月いっぱいまで!
もし10月中にパリに来るって人はぜひ! 

光を出来る限り多く取り込み、その装飾と色合いで芸術をつくったのが教会のステンドグラスだったら、こちらは光を調整する金属板の現代版ステンドグラスです。建築の学生じゃなくても決して期待を裏切ることはないでしょう!
是非みなさん訪れてみて下さい。ちなみに建物一階にあるアラブ世界研究所の建築模型はとんでもなくダサイのでそちらもちぇっく!w




この日はなんと、日本で所属していた大学の先生がパリにきてくれました。その先生と、先輩と3人でディナーに!。先輩の知っているチーズフォンデュとラクレットのお店に生き、生まれて初めて楽レットを食べました!!面白いしうまいw!!


Saturday, October 15, 2011

憩いの一時 パレ・ロワイヤル

こんにちは、毎週金曜日は美術館にいく、Palaです。

今回は数奇な歴史をたどってきたパレ・ロワイヤルを紹介したいと思います。

今回も「Aujourd'hui Parisienne」のコーナーから


全身白×黒ルックで登場した彼女。
なんといってもこのパンプス!つま先の部分だけが白。彼女のシルバーのヘアーと相性ばっちりです。最近流行のハイウェストのスカートですが、ナチュラルなものではなくレザーなところがクールなイメージにぴったりですね。




それではここからパレ・ロワイヤルについて
パレ・ロワイヤル(王宮)は、歴史上いろいろな用途で用いられてきましたが、
もとはリシュリーの城館です。その後ルイ14世がここに住み、「パレ・ロワイヤル(王宮)」と呼ばれるようになりました。
場所はルーブルの北側道を挟んですぐ前にあります。


こちらはダニエル・ビュランのデザインした中庭。
縞模様の円柱が高さを変えながら等間隔に連立しています。
建物とのギャップがすごいw
子供たちの遊び場としてもこの広場は貢献しています。


実はこの広場こんな感じで下に水路がながれています。
広場全体はエキスパンデッドメタルでおおわれて、ところどころこのように吹き抜けているといった不思議な広場です。





この広場を過ぎると、中庭にでます。
みて下さいこの刈り込まれた木!フランスはこんな風に四角に刈り込まれた木が広場で多くみられます。


そしてよく見みると、なんと中の道は家型にくり抜かれています。
家型と言うだけでも建築学科の人は反応してしまったのではw??


この道はとても美しく、中からの眺めはこんな感じ。
どうです?素敵じゃないですか??
葉も木漏れ日も点描のような眺めが楽しめます。


そして、美しい家型の木に囲まれるように庭園があります。
Parisienたちの休憩の場として人気のスポットです。


真ん中には噴水が!
噴水の周りでは大勢の人々がくつろいでいます。
ただここだと僕は日差しが強すぎてくつろげませんでしたw


庭園には様々な花が植えられていて、僕たちを楽しませてくれます。
2度咲きのバラでしょうか?とってもゴージャスですよね。


こちらは真っ赤なガーベラ。
こっちのガーベラは栄養がいいのかおっきい!ゴージャス!!
お花屋さんで売られているガーベラももの凄い見応えなんですよw


この中庭を囲むのがパレロワイヤルの回廊!
この天井高はすごい!!次回紹介するVosges広場を囲む回廊の天井だかと比べると相当高く明るいイメージがあります。それぞれの良さがありますね。


これは中庭と外の道をつなぐ空間。神殿のような列柱です。
一番最初に紹介したしたダニエル・ビュランがデザインした広場の列柱はモダンな物でしたが、ちょうど広場の反対側に位置するここは、とても古典的な柱でおもしろいですよね。


この回廊のもう一つの楽しみは美しいお店が並んでいるところです。
こちらはアンティークのお店。
ブティックも、2012SSをオペラ座でおこなったのが記憶に新しいステラ マッカートニー、マーク ジェイコブズ、リック オウエンス、ピエール・アルディなどがあります。


もちろんカフェも!パリ散策につかれたら、パレロワイヤルにあるCadé Muscadeでビールやお茶はいかがでしょうか??


こちらはそのなも「Muscade」という名のコーヒー。
なんと底にホットチョコレートが!!
つかれた体にぴったりな上に、これを頼むとギャルソンがやたら上機嫌に!!




そして忘れてはならないのが、パレ・ロワイヤル付近はレストランも充実してます!
こちらはご存知エスカルゴ〜


具沢山のサラダ!こっちはサラダにインゲンがたっぷり入ってて最高です!
ちょっと一人で頼むのには量が多すぎるので3〜5人くらいで!!


そしてカモのロースト、オーブンで焼かれた洋梨と一緒に食べると口のなかでとろけます!「けど、酢豚のパイナップルだめだしなー」とか思ってるあなた!僕もそうですが、これなら大丈夫です。是非一度お試しあれ!


そしてデザート!ベリーのタルトクランベリーのタルトにクランベリーのアイスとクランベリーづくし!!生クリームをたっぷりつけて頂きましょう!!w
これはカロリーが...まぁ美味しいからオッケーってことで!!


と、今回はParis満喫コースでお届けしました。ルーブル美術館の帰りに、Saint-Honoré通りでショッピングに疲れたら、このパレ・ロワイヤルによってみてはいかがでしょうか??



次回は、バスティーユにたたずむ由緒正しき広場、「Place des Vosges」を紹介します。
お楽しみに!!